中村歯科クリニックのエアフローについて
エアフローを活用したクリーニングとは、微粒子を広範囲に水と照射することで、着色・バイオフィルムを除去していきます。エアフローを導入している歯科医院も限られていますので、体験されたことが無い方はぜひ一度お問合せ下さい。
エアフローのメリットについて
① 着色を効率的に除去することができる。
これまでの歯科医院では、保険適用のクリーニング一般的でしたが、着色やステイン汚れなど、なかなか落とし切れないものもありました。もちろん個人差がありますが、エアフローを使用した場合、それらの難しいケースでもだいたい30~60分程度で自然の歯を白さに戻すことが可能になります。

② 歯間に付着している着色も落とせる。
通常のクリーニングでは機械やブラシを活用しているため、細かな隙間まで届きにくくなります。それに対して、エアフローの場合はパウダーを吹き付けて汚れを落とすため、微粒な粒子が細部まで届き、よごれを落としやすくします。
③ 通常の処置と比較し、効率的にバイオフィルムやプラークも除去できる。
歯周病、虫歯を予防するためには、バイオフィルムを除去する必要があります。いずれもバイオフィルム感染症に分類され、バイオフィルムを除去することで予防効果を発揮するといわれています。エアフローは機械的に破壊することができるため、予防効果を大きく発揮することが出来ます。
エアフローをおススメしたい患者様について
① 着色がつきやすく、広範囲に短期間でひろがってしまう。
着色がしやすいコーヒー、ワインのほか、緑茶をよく飲まれる方は比較的よごれが付きやすくなります。また、喫煙をされている方も同様です。
② 矯正治療をおこなっており、よごれがつきやすい方。
矯正装置を付けていることでケアが行き届かなくなり、着色・汚れの蓄積がしやすくなります。虫歯のリスクも高くなる為、バイオフィムの除去のため、エアフローの定期的なメインテナンスを推奨しています。
③ 口臭が出やすい方。
口臭の原因の1つに口の中の汚れがあります。エアフローのパウダーで汚れを落とし切ることで、口臭の防止・歯周病の予防も含め効果を発揮することが出来ます。
④ ホワイトニングをされており、できるだけ長く効果を維持したい方。
ホワイトニングで白くした歯にエアフローを行うことで表面が磨かれ、プラークや着色の付着がしにくくなります。
エアフローの使用を推奨していない患者様について
① 歯周病と医師に診断された方・知覚過敏の方。
歯石除去は出来ないため、あらかじめ別の機材で除去を行った後でないと、エアフローは使えません。腫れなどがある場合は、痛みがでることがあります。エアフローの圧がかかることで知覚過敏と同様の刺激がある場合があります。

② ナトリウム摂取制限・香料成分に対してアレルギーの症状が出てしまう方。
パウダーの種類にもよりますが、制限がある方には使用が出来ません。そのほか、妊婦の方なども安全の為にお受けできないケースもあります。
③ 骨粗しょう症のため、ビスフォスフォネート治療をおこなっている方。
事前に治療を受けている旨を申告下さい。状況によって判断となります。
④ 呼吸器疾患を患っている方。
パウダーや水の誤飲などで、症状の悪化や呼吸困難を引き起こすリスクがあります。
必ず、ご相談下さい。
最後に
初めて体験頂く方には、一般的なクリーニングと比較し、驚かれるケースもあります。お口の中の健康維持に有効な処置のため、ぜひお試しください。